naomituの日記

下町の持ち帰り焼き鳥店で働いてます。

17年ぶりの再発

28歳の時に初めて自分が先端巨大症だと診断された。その時のGHが確か10mg。その時もN医科大附属病院で手術を行って頂き、その世界では有名なT先生に執刀をお願いした。当時の技術では上唇の下から切開し下垂体にアプローチする手法で、手術終了後の痛みがすごかった。それでも腫瘍は綺麗に取れたかに見えたが、数年間は薬剤によりホルモンを調整していただいていた。

その後5年くらいは真面目に治療を継続していたがある日担当医のI先生がT大に移動されるということで私も治療をそこでストップしてしまった。

10年以上たった今年(2021年)、不整脈が頻繁に出て循環器を受診したところ、「甲状腺ホルモンの値が少し高い」とのこと。よって「T医院のT先生は内分泌の専門なのでそちらで見てもらった方が良いとのことで、T医院でブドウ糖負荷試験をやっていただき、やはり通常時間と共に下がるはずのGHが下がっていかない。やはり下垂体にもしかしたら腫瘍が残っている可能性がある。」とのことで、10年ぶりにN医科大に赴き、MRIの結果、脳外科のT医師により、下垂体に腫瘍が見つかったということです。

2021年10月8日から入院させてもらい、10月11日にT医師の執刀の元、手術をしていただきました。手術はうまくいき、現在点滴と、血液検査で術後の経過を見守っていただいているところです。

地元のかかりつけであるT先生の的確な判断がなければ今回の腫瘍も見つかりませんでした。

T先生、執刀してくださったT医師に感謝いたします。